沖縄・琉球風水師
「和来龍(わらいりゅう)」
2023年12月の琉球風水開運法
2023 / 12 / 01

琉球風水師 和来龍のおもしろ琉球風水


<2023年12月の琉球風水開運法>
 2023年も残り1ケ月となりました。
 今年は四緑木星が巡り、世界中で情報の重要性が高まったように思います。IT技術の進展はめまぐるしく、ChatGPTなどの生成AIによる情報が広く利用されるようになりました。卯年の流れは伸展するので来年の辰年にはAIの存在感が飛躍的に高まるでしょう。
 一方で、ChatGPTの開発企業である米オープンAIの取締役会の内紛が話題になるなど、情報の信頼性や安全性について心配な出来事も起こっています。また、AIで作成した偽情報は巧妙なため知らないうちに情報操作される危険性もあります。情報を判断する能力を養うことがさらに重要になるでしょう。

 ロシアのウクライナ侵攻は、今年に入ってロシアの勢いに陰りが見え、ウクライナ側が反攻に出る展開に変わりましたが、戦争の長期化が懸念されています。10月にはイスラエルとハマスの紛争も起こり、連日悲惨な光景が伝えられ、イスラム諸国を巻き込んだ戦争へと拡大する危険もはらんでいて、不安が高まっています。

 中国では、新型コロナによって落ち込んだ経済がなかなか回復しない中、不動産関連で大手企業が債務超過になるなど今後の経済への悪影響が不安視されています。世界経済への影響も大きいため、来年の中国経済は特に注視する必要があるでしょう。

 2024年は三碧木星が巡ります。この星には希望や発展の象意があるので世の中が明るい方向に進んでいくことを期待します。運勢学では星が入れ替わるのは2月の節分とされていますが、実際には今月後半あたりから少しずつ運気が入れ替わっていきます。

 さて、12月の沖縄はあちこちでイルミネーションが見られますのでクリスマス気分を楽しむことができます。
・カヌチャリゾート・スターダストファンタジア2023-2024
・東南植物楽園・沖縄南国イルミネーション2023-2024
・第28回沖縄こどもの国・クリスマスファンタジー
・美浜アメリカンビレッジ2023クリスマスイルミネーション
・体験王国むら咲むら・琉球ランタンフェスティバル

 12月の風水行事は一年の反省や締めくくり、納め、供養がメインとなります。心身を清めて新年を迎える準備をすることが風水開運法となります。家屋敷も大掃除し、心身とともにきれいに整えてから新年を迎えましょう。

【大雪(たいせつ)】
 12月7日は二十四節気の大雪にあたります。
 本土では昔から、南天の実が赤く色づき、クマが冬眠に入る時期と言われ、ブリやハタハタの美味しい季節です。この頃になると山の峰が雪に覆われて、いよいよ冬が到来したことを感じるようになります。平野部でも北風が強くなり、日本海側では雪も見られるようになります。
 沖縄では北~北東の季節風が吹く日が多くなり風が冷たく感じられるようになります。

【すすはらい】
 すすはらいは、もともと年神様(正月に祭る神様で五穀豊穣をもたらす)を祭るための準備を始める儀式のことで、12月13日を正月事始としていました。徳川幕府がこの日を江戸城御煤納めの日として神棚や場内を掃除し、すすはらいしたということです。
 近年、神棚や仏壇の掃除はこの日に行い、他の場所の大掃除は年末の適当な日に行うように変わってきています。
 一方、沖縄の正月を迎える行事は新暦と旧暦が混在しているため少し複雑です。新暦の12月に大掃除をし、正月には新年を祝い神社に初詣をする一方で、旧暦の12月に入ると旧正月を迎えるために屋敷を掃除して「屋敷御願」をします。
 さらに、旧暦の12月24日(新暦2024年2月3日節分)は「御願解き(ウガンプトゥチ)」といって、「火の神(ヒヌカン)」昇天の日です。神様の加護への感謝と家内に起こった一年の出来事を反省して祈ります。

【冬至(とうじ)】
 12月22日は昼が一番短い「冬至」です。「冬至」は陰の気が最も強くなり、冬至を越えると陽の気が増えてきます。
 本土では粥を炊き、こんにゃくやカボチャを食べ、ゆず風呂に入る風習があります。風邪をひかないで元気に過ごしたいという、無病息災の願いが込められています。
 沖縄でも同様な風習があり、トゥンジージューシーという里芋や田芋を入れた雑炊を仏壇や火の神に供え、家族で食べます。最近は、田芋の他に肉やかまぼこ、にんじんなども入れます。
 冬至の日に上る朝日は、「久高島」をまず通過し、次いで首里城の龍脈の源である「弁が嶽」を通り、「首里城正殿」に至るようになっています。この日、首里城正殿に向かってお辞儀をすると、弁が嶽や久高島を拝むことになります。琉球では東方位を「あがり」と呼んで、昔から最も尊い方位と考えていました。その根底には太陽信仰があります。

[冬至の日のおすすめイベント]
第26回わかてだを見る集い(中城城跡共同管理協議会)
2023年12月16日(土) ※雨天中止
時間:6:30(開演)~8:00(予定)
会場:中城城跡 三の郭前広場

【クリスマス】
 クリスマスは恋人や家族との絆を深めるよい機会です。クリスマス・カードに、感謝の思いを言葉にして伝えると、愛情運が高まります。
 風水では、暖色とキラキラ光るものが、愛情運と豊かな金運を招き寄せてくれます。クリスマスイルミネーションを見に行くのも運気を上げてくれます。

【大晦日(おおみそか)】
 一年の最後の日で、大つごもりとも言います。門松を立て、しめ縄を張り、鏡餅を供えるなど正月の準備をします。夜は、年越しそばを食べ、除夜の鐘を聞き、眠らないで年越しをします。そばは、切るので一年の終わりに切りが良いとか、長く伸びることから家運や寿命が長く続くという縁起を担いでいるとも言われています。
 沖縄では年の夜(トゥシヌユル)と言います。邪気を払うため食卓にニンニクを置く家庭もあります。ソーキ汁を食べ、眠らずに年を越します。

【今月の祝い事によい吉日など】
 12月は七赤金星が巡るため飲食や遊興に関することが運気をあげてくれます。
 年末に向けて様々なイベントが開催されます。今年の12月は新型コロナの制限が無いので忘年会も多くなりそうですね。取引先との懇親会だけでなく、同僚や友人、知人との親交を深めることも人脈を広げ運勢アップにつながります。
 一年間頑張ってきた自分自身にもご褒美をあげてください。

12月の吉日は5日(火)、10日(日)、16日(土)、22日(金)、25日(月)。
ラッキーアイテムは趣味のグッズ、音楽、貴金属、飲食店。
ラッキーカラーは白、赤、ゴールド。




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