沖縄・琉球風水師
「和来龍(わらいりゅう)」
2019年・己亥年(つちとのい)の運勢
2020 / 09 / 15

琉球風水師 和来龍のおもしろ琉球風水


2019年は『己亥(つちとのい)』年で、『八白土星(はっぱくどせい)』が巡ります。

『己(つちのと)』は草木の生命力が盛んになり、繁茂して樹勢が整った状態。
『亥(い)』は種子に生命力が内蔵されている状態を表します。

『八白土星』は土の氣が強く、山、高台、土手、ブロック塀、土蔵、蓄財を暗示し、節目、停止、変化、改革、相続、後継者の象意を持ちます。

 以上より、本年はこれまで進めてきた物事が頂点に達する年です。天運にしたがって物事を進めてきた人には山の頂上から風景を眺めるように嬉しい結果がもたらされるでしょう。目標半ばなら、一旦立ち止まって今までの過程を振り返ってみましょう。今年は変化、変革の年です。昨年までのやり方をそのまま継続するよりは、継承すべきところは残しつつ、新しい情報サービスやツール、人材、取引先に移行するほうが良い結果をもたらすでしょう。

 企業や組織、家庭での世代交代をするにも良い年です。全国的に後継者不足で廃業を考えている中小企業も多いですが、今年は後継者が現れる可能性があります。気持ちを発展的に切り替えて、新しいことにも意欲的にチャレンジするとよいでしょう。

天皇家では5月1日に皇太子さまが天皇として即位され、世代交代がなされます。
5月1日が祝日になるため4月28日から5月6日までの10連休となり、私たちにも恩恵がもたらされます。

  これまで先延ばしにしてきた消費税増税が10月1日から施行され、日本の経済にも大きな変化があるでしょう。これにより国民の消費行動が控え目になることは明らかですが、八白土星の影響もあって貯蓄、蓄財傾向が強まると思われます。政府が様々な景気対策を打ち出しても財布の紐は堅いでしょう。

 景気はここ数年の緩やかな上昇運に乗ってやや上がる勢いがありますが、途中で頭打ちとなって伸び悩むでしょう。閉塞感が出るにつれて、政府や企業、家庭の内部で意見の衝突や不和が生じやすくなります。外国からの観光客や労働者の増加が見込まれており、日本の景気にはまだ潜在的に上向く運があります。再上昇する時期が来るまで辛抱が必要です。今年はあまり欲を出さず、“ちょっとでも貯蓄が増えればよい”と考えましょう。

 「種子に生命力が内蔵されている」とは、新しいチャレンジやビジネスなど、“今年私たちがイメージする構想には実現可能性が秘蔵されている”という意味です。不可能に思えることでも丹念に調べていくとどこかに突破口が見つかるはずです。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが予定されていますが、その先のことまで見越して新たな構想を練るとよいでしょう。

 世界情勢は米中貿易摩擦が最大の関心事となります。1949年に中華人民共和国が建国されてから10月1日で70周年を迎えます。数霊70は完成を意味します。共産党大会では現体制下で盤石な基盤を築き上げたことを称賛すると思われますが、運勢的にはここをピークとして変化の兆しが表れます。アメリカやその友好諸国と中国との関係がギクシャクし、中国は経済発展を維持するために諸外国にも国民にも歓迎される対策を打ち出すことになるでしょう。
以上の象意から2019年のキーワードは『隆盛』、『変革』、『潜在力』。「変化を恐れず未来への明るい展望を持つ若々しい人が運をつかむ年」です。


ラッキーグッズは「パワーストーン、クリスタル、陶磁器、猪の置物」

ラッキーカラーは「白、赤茶、クリア」

吉方位は『東北東』と『北北西』。住宅や部屋のこの方位をきれいにして、床の間や居間、玄関に縁起物や干支の置物を飾ると良いでしょう。



※1.己(つちのと)
草木の生命力が盛んとなり、繁茂して樹勢が整った状態。広々として肥沃な大地、畑の象意。


※2.亥(い))
動物では猪。しぼんで枯れた草木の種子に生命力が内蔵されているイメージ。亥は水氣をもち、陰の氣が強い。


※3.八白土星(はっぱくどせい))
八白土星は北東方位に座す。季節では冬から春への変わり目、一日では夜明け頃を表し、陰から陽に移り変わっていく時であり、変化、改革の象意を持つ。ラッキーカラーは白、黄。ラッキーな形は箱形。ラッキーな素材は土、石。

(鑑定著作:琉球風水師・和来龍)



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